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◆東京都 中央区 大江戸線勝どき駅 徒歩2分 月島//晴海/豊洲/築地近辺の方々が来院される整体院。

「リハビリテーション」 の語源は?

 
 
「Rehabilitation」という言葉は、
re(再び)+habilis(適した)+ation(~にすること)で構成されています。すなわち、「再び適した状態にすること」、「本来あるべき状態への回復」
 
という意味を持ちます。語源から解釈されるリハビリテーションとは人間としてふさわしい権利・資格・尊厳・名誉がなんらかの原因によって傷つけられた人に対して、その権利・資格・尊厳・名誉・などを回復することを意味します。昔、中世ヨーロッパでは「王がいったん剥奪した臣下の地位、身分を回復する、あるいは破門の取り消し」という宗教的な意味で使われました。
 
現在、我々はよく「リハビリ」という言葉を耳にしますが、一般的にとても狭い意味で使われています。「リハビリテーション」という言葉で連想するのは下のイラストのような歩行の練習、手や指を動くようにする、麻痺の改善などの機能訓練などではないでしょうか。 しかし、リハビリテーションという言葉を広義でとらえると「再び適した状態にすること「本来あるべき状態への回復」という意味を含んだ表現なのです。

病院でのリハビリテーション
病院でのリハビリテーション
高齢者のリハビリテーション

 

カイロプラクティック・
   リハビリテーションの考え方

 
カイロプラクティック・リハビリテーションは1990年代中ほどに設立された考え方です。従来のパッシブケア(受動的)にアクティブケア(能動的)を取り入れたものです。それはチェコの医師Dr.Jandaの提唱する「神経筋骨格筋の機能病理」が基軸となっています。「器質的/構造的病理の変化」に目を奪われず、低下した機能に着目していこうというものです。低下する機能には様々なものがあり、なかなか自分では気がつけないもたくさんあります。腰痛を例にすると下記のような所見が挙げられます。
 
筋力
本来、伸筋群と屈筋群とは、1.3:1で伸筋群の方が強いが、慢性的に腰痛を患っている人はこの比率が小さくなっている。
 
A prospective two-year study of functional restoration in industrial low backinjury.JAMA 1987;258:1763-1767
 
関節位置覚
空間における位置覚の運動感覚認識が低下している。これは空間内における位置を再現する能力で、体勢を取り戻す機能が低下している。
 
The role of paraspinal muscle spindles in lumbosacral position sense in individuals with and low back pain.Spine 2000;25:989-994 
 
反応時間の遅れ
予期しない動揺にさらされた時や、腕や脚を動かしている時の体幹の安定化までの反応時間が遅くなる。
 
Muscular response to sudden load.A tool to evaluate fatigue and rehabilitation. Spine 1996;21:2628-2639等
 
運動の協調不全
体幹が正面から抵抗を受けながら運動しているとき、例えばラグビーのスクラムを組むなどの運動時に体軸の回転中心の制御ができなくなる。また、歩行時に骨盤と胸郭の協調が正確に機能せず、柔軟性が低下し、歩行速度が遅くなってしまう。
 
Pelvis-thorax coordination in the transverse plane during walking in persons with nonspecific low back.Spine 2002;27:E92-E99
 
冒頭にも述べたリハビリテーションという言葉を広義にとらえると
「再び適した状態にすること」、
「本来あるべき状態への回復」です。
上記に述べた機能不全の状態から、本来のあるべき状態に回復するには施術者から受ける施療だけでは非常に難しいと言われています。慢性的な腰痛や肩こり、膝の痛みで悩まれている方は、施療を受動的に受けるだけではなく、本人自らが行うアクティブケアが重要です。セルフストレッチ/スタビライゼーション/コーディネーション・エクササイズ等に代表されるリハビリテーションと施療を平行して行い「低下した機能」を改善していくことがとても重要なのです。
 

精神面のリハビリテーションについて

  
お悩みの症状を慢性化させてしまう、一つの原因として「恐怖回避行動」という心理的作用が存在します。その人が設定するタスク・パフォーマンスの目標が、実際にその人のパフォーマンス自体に影響を及ぼすことが指摘されています。つまり「ここまでやるぞ!」という目標設定そのものが、その人のパフォーマンス自体を向上させ、「活動すると痛いだろうな・・・」と思う人では身体パフォーマンスが低下してしまうことが示されました。つまり、心理的コンディションと身体的コンディションは密接に関係しているということになります。
 
「数年間、この腰痛に悩んできた。
 もう自分にできることはないのでは?」
 
という思考回路が、実は症状の改善を妨げていることも十分考えられるのです。

 
 
上のイラストの左側のサイクルが「恐怖回避行動」と呼ばれるものです。現在、慢性腰痛は従来の「物理的・構造的・生物学的損傷」という考えから「生物・心理・社会的疼痛症候群」という考え方に変化しつつあります。つまり、腰痛はカラダの構造上の問題で発症しているのではなく、社会環境の中における心理的なもの(ストレス、心配事など)が原因で発症しているという考え方にシフトしているようです。
 
慢性的な腰痛と心の状態との関係は決して無視できるものではありません。この点を踏まえて、上図の右の正しいサイクルのように、痛みを回避・警戒する考え方から痛みをうまく扱う考え方へ思考回路を変更する心理面のリハビリテーションはとても重要な考え方なのです。
 
 
Pain expectancies,pain,andfunctional self-efficacy expectacies as determinantsof disability in patients with chronic low back disorders.J Consulting and Clin Psych 1996;64:212-220
 

最後に一言です

 
一般的な慢性症状(肩コリや腰痛)を予防し、改善するためには「活動」することが有効であることが知られています。とくに本人自ら行うアクティブケアは心血管系や運動系疾患の自己マネジメントとして、とても注目され始めました。しかし、この重要性を認識しているのは残念なことに、実際に症状に悩んでいる方々ではなく、我々のようなボディケアに携わる人々です。我々は、アクティブケアを実践して自分の症状を克服した方々を何人も目の当たりにしています。膝の痛みをアクティブケアで克服し、マラソン大会等に参加できるようになった方もたくさんいらっしゃいます。
痛みをもつ方は、その痛みに「従ってしまう」傾向があります。そしてその結果、更なる機能低下が生じてしまいます。そして、「動きたくない」という悪循環に陥ってしまいます。また医師から関節の変性やヘルニアの存在を告げられ、その証拠たるX線写真を見せられると、
 
「自分の腰が痛いのはそれが原因なんだ」、
「これからは腰痛とつきあっていくことを覚えなくてはいけないんだ」とマイナスの自己イメージを強くしてしまうことがあります。
 
でも、みなさん覚えておいてください。腰痛というものは主観的な症状でもあり、客観的な所見と関係がないことが多々あります。明確な病態解剖学診断ができるのは腰痛で悩んでいる方の15%以下であるとの報告もあります。目に見える証拠として提示しやすいので、X線やMRI、CT撮影で見つかった関節の変形やヘルニアを
 
「これがあなたの腰痛の原因です」と、
 
もしかしたら説明されたのかもしれません。
 
ですから、「腰が痛いから動きたくない」「関節が正常でないから、この痛みは消えないんだ」と決して諦めないでください。メンタル面で負けないでください。不安や恐れを抱いている方は症状が慢性化する可能性が高くなってしまいます。今や、インターネットで腰痛体操やストレッチ等が説明されているホームページがたくさんあります。TVでもたくさんの健康関連の番組が放映されています。少しでも、このHPをご覧になって「やってみよう」と奮起される方がいましたら、ぜひ、カラダを動かしてみてください。少しでも「がんばってみよう」と感じて頂けたら、とても嬉しいです。

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